年頭のご挨拶をしなければいかんところですが、
まずは嶋崎さんのことについて。
ご自身から病状のお知らせもありましたし、
ブログをご覧の皆様も心配なさっていたことと思います。
年末からの回復状況は私も日記にて知っていただけに、
非常に残念でなりません。
年齢的には全く同年代なんですよ、僕。
話しは遡ります。
４月のスパロボ感謝祭、
6月には「スパロボZ」特典用感謝祭コメンタリー収録など、
2006年にスパログで初めて嶋崎さんとお仕事をしたことを考えれば、
去年はよくお会いしていたんだなと思います。
８月３日に渋谷シダックスホールにて行われた
スパロボト－クキャラバンにて再会。
その頃のご本人の記録で、体調がかなり芳しくないことは存じていましたが、イベントでは元気に登場。
こういうお仕事でご一緒したのは初めてだったのですが、
僕、寺田さん、緑川さんも含め、完全同世代な４人。
スパロボ的な話しで盛り上がらないハズもなく、大成功のうちに終了。
約１ヵ月後、キャラホビ2008「スパロボZ」のステージでもご一緒する機会を得ました。
これも２日間、たくさんの観客の方々に来ていただき、大盛況。
詳しい検査を受けての結果待ちの時期だと記憶しています。
その後入院。
お見舞いに伺うか、とても悩みました。
仕事以外の個人的お付き合いが全くない人間が顔を見せてもいいものだろうか？
とても軽々しく顔を出せる状況ではなさそうだし。
悩みながらも、日記で闘病のご様子を拝見。
ですが・・・
年末、寺田さんからメールを受け、息が詰まりました。
何故足を運ばなかったんだろう。
本当に後悔しました。
新年に開かれる嶋崎さん主役のおめでたいパーティーで、
必ずお会いできると信じていたのに。
ご葬儀では嶋崎さんの作品たちがモニターに上映されていて、
“あ～、あの作品も、この作品も、嶋崎さん（担当)だったんだなぁ”と感慨深いものがありました。
スパロボ関係のものは公式サイトにもＵＰされていますね。
「ＯＧ」発売の時、早朝の秋葉原まで急に押しかけた僕を、
ＷＥＢ限定60秒ＣＭ(プレミアムメンバーズクラブ内)の撮影に参加させてくれたのはいい思い出です。
本当に心よりご冥福をお祈り申し上げます。
『スパロボは僕にとって特別な存在のようで～』と、
病床からいただいたメールにもありました。
これからもその意思を少しでも引き継げるよう、
皆様とスーパーロボット大戦シリーズを盛り上げて行きたいと思います。
今年も宜しくお願いします。
置鮎龍太郎
