スパログでは大変ご無沙汰しております。寺田です。
「スーパーロボット大戦T」が発売されてから一ヶ月が経ち、遊んでいただいた方のご感想やご意見が我々開発陣に届いております。
2017年の「スーパーロボット大戦V」、2018年の「スーパーロボット大戦X」、今年の「スーパーロボット大戦T」と3年連続でリリースし、スマホアプリの「スーパーロボット大戦X‐Ω」は運営中、さらに「スーパーロボット大戦DD」が鋭意開発中(お待たせしており、大変申し訳ございません)と、忙しい3年間でした。
その中で個人的に最も大きいトピックは、東アジアや東南アジアでの展開を本格的に始めたことでした。
今年2月下旬にC3香港というイベントへ行き、バンダイナムコエンターテインメントのレッド君と私のサイン会を開催させていただきました。いつもならステージ出演やメディア取材もあるのですが、その時はサインをするだけでした。
3泊4日で香港へ行って、稼働日は2日間、サイン会は1日1時間ほど。つまり、4日間で2時間ちょっとの仕事です。ゲストの方もおらず、レッド君と私だけのサイン会だったので、それほど人は集まらないだろうと予測していたのですが、盛況でした。
4日間で2時間という短い仕事であるにも関わらず、わざわざ私を香港まで呼んでいただき、かつ大勢の方々が集まって下さったのは、海外のスパロボユーザーさん達の熱意のおかげだと思っています。
とは言え、「スーパーロボット大戦」の東アジアや東南アジア進出の礎となったのは、日本国内でスパロボを遊んでいただき、叱咤激励して下さっているユーザーさん達です。
先日の生スパロボチャンネルで没企画「真スーパーロボット大戦(仮)」について話をしたのですが、予想以上の反響がありました。残念ながらあの企画は様々な理由で自ら没にしてしまったわけですが、それでも注目して下さった方々が多数おられたのは、とてもありがたいと思っております。
……とまあ、何故このような話をしているかと言いますと、本日4月20日が「スーパーロボット大戦」の誕生日だからです。
20年程前にはタイトルにつけるアルファベットの文字が残り少なくなるまでシリーズが続くと思っていませんでした。本日、「スーパーロボット大戦」が28歳の誕生日を迎えられたのは、常日頃から応援して下さっている方々のおかげです。この場で改めて御礼申し上げます。
最後に……「電ファミニコゲーマー」さんで、「新幹線変形ロボ シンカリオン」の山野井創プロデューサーと、大畑晃一さんとで鼎談をさせていただきましたので、是非ご一読下さい。