2年間やってました…。

 先日、アニメ版「スーパーロボット大戦OG」のDVD最終巻(9巻)に
収録される26話(最終話)のアフレコが終わりました。

 TV放送は25話で終わってますので、26話はDVDだけの特別編と
なります。エピローグ的な内容ですが、ゲーム版とは違い、銀髪の少年や
蒼い魔神の人、壁際のいぶし銀が今後の展開のヒントになるような、なら
ないようなことを言ってます。あと、お笑い要素も少々。DVD最終巻は
10月発売予定ですので、良かったら観て下さい。

 それにしても……第1話の収録が去年の8月だったので、ちょこちょこと
間が空いているとは言え、約1年かけて声録りを行ってたことになります。
個人的にはその前にゲーム版の収録があったので、OGの声関連の仕事は
2年近くやっていたことになります。いや~、本当に長かった。 


 前にも書きましたが、ゲーム版OGsの音声データ量はかなりのものに
なってます。1キャラ分の台詞がいつものスパロボより遥かに多いのです。

 台本は私を含む何人かのスタッフで手分けして書いたのですが、レア台詞
やネタ台詞の作成に苦労しました。

 私の担当分で大変だったのは、タスク、アラド、リュウセイ。

 スタッフが書いたエクセレンのネタ台詞が面白かったので、こりゃ負けて
られんと思ったのが運の尽き。

 一番苦労したのはタスク。でも、「スラッシュリッパー、略してスリッ
パー」を思いついた後からはスラスラと書けたような記憶があります。
ちなみに彼はグルンガストに乗ると「軽トラ! 剛剣!!」と叫ぶことが
あるんですが、これは録音スタジオのスタッフさんのアイデアだったり
します。

 アラドは初出の「第2次α」の頃からちょこちょことネタ台詞を入れて
いたので、その延長線上で考えました。個人的に気に入ってるのは、
「バルトール、動きがバレとーる」……ベタですね。
 
 リュウセイの「勝手な武器名」はそのほとんどが思いつき。台詞1つに
つき、10秒以上考えたことはありません(笑)。
 
 余談ですが、台詞を書くのにほとんど苦労しなかったキャラはテンザンと
アーチボルドです。ああいう悪役の台詞は書いていて楽しい(笑)。

 ……話変わりまして……

 OGsのアンケートハガキの中間結果が出ました。

 OGシリーズ初体験の方が、こちらの想像を遙かに超えて多かったことに
驚きました。

 個人的に今回のOGsをプレイされている方は、OGシリーズ経験者
の方がほとんどだろうな~と思っていました。

 にも関わらず、今回OGを初めて手に取って下さった方が多かったのは、
営業や広報関連のスタッフの頑張りあってのことだと思ってます。