2008年某日、私は「スーパーロボット大戦 NEO」の音声収録の見学に来ていました。
「松本梨香さんがライジンオーの収録をする」
というお話しを聞いてから、眠れない日々を過ごし。
その日がやってきました。
お会いするのは、ラジオのゲストに来て頂いた時以来でしたが、
初めてお会いした時より緊張しました。
(スタジオの緊張感もあったからだと思いますが)
ガラスごしでしたが、仁くんを演じる松本梨香さんを生で観た時は
涙が出そうになりました。
小学生の頃の私は、ライジンオーの最終回があまりにも悲しくて、
塞ぎ込んでしまった時期があって・・・。
その後OVAの発売がありましたが、最終巻は
一年近く封を開けられませんでした。
これを観てしまったら、終わってしまう。
本当に悲しくて。
とってもとっても思い入れのある作品でした。
そんな仁くんが今、目の前に。
松本さんが
「仁だったらこんな時どんな言い方するかな?」
と制作スタッフの方と相談するのを聴いていて
数えきれない程の役を演じてきている方なのに、
仁くんをとても大切にしているのが伝わってきました。
私が喜ぶのは、お門違いなのですがファン心に凄く嬉しかったです。
「自分が演じた役を一生大切に思う事。
大切に守り続ける事。」
これは自分だけじゃなく
作品を愛してくれている方にとっても大切なことだから。