兜甲児がマジンカイザーに乗って登場するという、俺的に嬉しいスタートを切った「第3次α」。ジーグ、グレート、コン・V、そしてマジンガーと、俺に馴染みのあるロボットたちが初っ端から続々登場しては、俺の歌がガンガンかかるという展開。気分よく口ずさみながら軽快に進めていたっけ。ところが、どこぞの分岐点で地上を選んだせいか、ぱったりとスーパーロボット系の姿がなくなった。再び登場するまで、その間、何話くらいあっただろう?
やっと再会できた喜びもあって、ほかのロボットの戦闘シーンのBGMを俺が歌っている歌に設定変更してしまった。使ったのは「Zのテーマ」と「マジンカイザー」。BGMの設定変更をしたのはこれが初めて。このシステムはもともと俺が出したアイデアだけど、実際に起用されて、寺田くんに「全部マジンガーZにするなんてこともできますよ」なんて言われたときには、「そんなナルシストじゃねえよ」って思っていたんだけどなあ。やっぱり俺は俺の歌った歌を愛してるってことだ。親が子を愛する気持ちと似ているかもね。
TOMAS TERADAは相変わらず一銭も身銭を切らずに奮闘中、どこかで貯まったお金を一気に使って大改造しようと思っているんだけど、そのどこか、とはどこなんだ? さらに、どのロボットを改造するべきか? それが問題。TOMAS TERADAには悪いけど、やっぱりマジンガーとか俺系のスーパーロボットを強くしてあげたい気持ちも否めない。う~ん、悩む。寺田くん、どうしたらいいと思う?