まずは訂正

3話のサブタイトルは「3人目の男」でしたね。だって俺が持ってる台本には「第3の男!!」って書いてあるんだも~ん(>_<)でも、ごめんなさいでした。 それでは、3話で初めて収録に参加した時の感想などを。
リュウセイは勿論、アヤとイングラムが1話から出演していることにちょっぴり嫉妬したりもしましたが、何と言っても

「え!?このヘルメット、俺も被るの~~!?」

これが一番大きな感想だったりします(笑)そう、2話でカイ・キタムラ少佐(声:西前忠久氏)が被ってた、あのちょっぴり戦隊チックなヘルメットです。

収録時は線画(着色されていない不完全な絵)だったので、まだまだ修正が入る可能性もありましたが、オンエア上ではどうなっているのか?

オープニングでSRXチームは、そのアルファベットを重ねたロゴの専用メットを着用してるから、いずれはちゃんとこのバージョンになるんだろうけど、もし“あの”メットなら・・・。序盤は貴重かもしれませんね。

収録後、監督の角銅さんが『何かやりにくい事があったらドンドン言ってね』と声をかけてくださった。角銅さんには「スラムダンク」や「ぬ~べ~」、今は「ワンピース」など、東映アニメーション作品で大変お世話になっているので、話しもしやすいぞ♪ちょっとリクエストしちゃおうっと。

「実は・・・ボードが見づらいんです(>_<)」
注)ここで言うボード(ボールドと言う人もいます)とは、不完全なアニメ収録上における、各キャラクターがセリフを言うタイミングのガイドをしてくれる“マーク”の事です。

例えばライがセリフを喋る時は、「ライ」という文字を四角で囲んだものや、色付きのカラフルな楕円マークで囲まれたものが表示される。

キャラが喋っている間はそのマークが表示されっ放し。セリフに“間”があると、それが消える、といった具合。

例えフルカラーに出来上がっていても、台本とモニターを交互に見る作業の上で、キャラクターの小さな口の動きやブレス(息継ぎ=セリフの間)を確認する作業は、目にかなりの負担をかける。演技にも集中できないし。故に、そのマークがどれぐらい見易いか、というのはとても重要なんですねぇ。台本に目を向けていても、タイミングが視界に入ってくるとなかなかグッドだと思う!

この3話に関してはそのマークが見づらく、苦労されている方がいらしたように見受けられた。まぁ、自分もその一人だったし。

世の大画面ブームに乗って、業界スタジオモニター(プロジェクターでの映写以外)も大きくなっている傾向にあるんですが、たまたまこのスタジオのものは、決して大きいとは言えないサイズのブラウン管。そしてマイクとの距離も微妙に近いと来たもんだ。ずっと画面だけを見る訳ではないので、台本と交互に見て作業ができる適正な距離がやはり必要。

となれば、

う~ん、マークを大きくしてもらう他に手はない。

『あ~そっかぁ。うんうん、そうだね。すぐには無理かもしれないけど、対応するように伝えておくね』と前向きなお返事をいただいた。で、その後すぐに、ばっちりな大きさでボードが表示されましたとさ。

う~ん、コミュニケーションって素晴らしいわ!

収録はもう10話なので、他のキャラクターもわらわらと登場中(笑)。
シュウも出たことだし、迷子気味のあの人も、いずれ・・・。
きっとご自分で書きたいでしょうから、今はそこには触れませんが、その時は宜しくお願いしま~す。